ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドをクリアした

2022年の5月に遅まきながらSwitchを購入したのはほぼこのゲームのためだった。…んだが、既プレイのインディーゲーやらDQ11やらゼノブレイドシリーズやらやってたら8ヶ月も放置したままになってしまった。めちゃくちゃに面白いゲームだった。歴代ゲームランキングだかなんかで1位取ってただけのことはある。発売した2017年は何のゲームをやってただろうか。少なくともアニメーションは作ってなかった…。

というわけで、これで積みゲーはすべて消化できた。Switchで買ったやつは。Steamにはまだ数十個ある。Steamから目をそらしつつ、続編のティアーズ・オブ・ザ・キングダムを待つことができる。ヤッター!ワオオー!

適度にプレイするなら70時間そこそこのプレイ時間だが

正確なプレイ時間は謎だがニンテンドーアプリによると70時間以上とのこと、最初のうちは1日2時間ぐらいのプレイだったようだが直近はひどいもので10時間プレイしてる日もあった。狂ったようにハクスラやローグライクをやってた頃を思い出す。マジで熱狂してしまう。メインシナリオ自体は短めなのが救い。

このゲームはクリア後にゲーム達成率がマップから見れるようになる。見てみたら30.60%だった。は?マジかおい。クリア後したら攻略サイトを見て良い教(新興宗教)の信徒なので色々見て回ってたらコログのミは900個もあるらしい。マジか。正気か。140ぐらいしか見つけてないぞ。

敵が強いが自分のスペックも高い

敵がつええ

ハートがない間は青ボコブリンに殴られただけで瀕死、ハートが増えてきても黒や白銀に殴られて瀕死、と旧ゼルダシリーズに比べるとかなり尖った難易度設定になってる…と言っても拙者SFCの神々のトライフォースとGBの夢を見る島しかやってないんだけども。プレイステーションコースを選んでしまって任天堂から20年以上離れてたのが悔やまれる。PSも面白かったけどな。
話を戻し、つええ敵の筆頭としてライネルが挙がる。上位種になるともはやラスボスのガノンより強い。神々のトライフォースだとデスマウンテンに出るただの雑魚だった気がするが今作では悪鬼羅刹と化している。ビタロック顔面射撃で怯んだと思ったら背中に乗れなくて撫で斬りにされる、を何回繰り返したかわからん。

でもこっちもつええ

敵の攻撃力がかなり高めなせいか、殴られることに過敏になり爆弾で吹っ飛ばして殴打、ビタロックで固めて殴打のチキン戦法でやることが多かった。ビタロックは正直強すぎるのでノーマル雑魚には効かない仕様でも良かったのでは…と思わなくもないけど、あるから使うよ。テクニカルにやるなら回避してラッシュ攻撃!なんだろうけどできないよ!乱戦も多いしな!あと大型ガーディアンとかの致命的ビームをガードジャストで跳ね返せると気づいたのはラスボス戦でバリア張られてからだった。あんな即死級ビーム、ガードできるとも思わずに必死に逃げ回ってた。この事から「何でも試してみる」というゲームのお約束をやらなくなったことが分かり、脳ミソの硬化が導き出される。

あと後半になると忘れてしまうが、プレイ開始時は誰もが「こいつ握力10tぐらいあるな」と思っただろう。自分の体を片腕で上に2mぐらい跳ね上げて崖を登るその勇姿、初期は木の枝で殴るより素手で戦って欲しかった。北斗の拳ばりに敵を引き裂けただろうに。

大妖精の泉、見つからぬ

防御力アップという多大な恩恵が受けられる大妖精の泉を2つしか見つけられなかったのがキツイ。クリア後にマップとにらめっこしたらもう一個見つかった。3つで全部だろうと思ってたら4つあるようだ。マジかよ。
2段階強化程度ではシナリオをある程度進めると出てくる白銀モリブリンやライネルに殴られると一発で瀕死になってしまう。ワンパン瀕死からのマックス素材料理で全回復、こっち瀕死でもそろそろ倒せそうだなと思ったらまたぶん殴られてミファーの祈りで復活、というリンクの臓器がボロボロになりそうなゴリ押しでライネルを倒していた。間違いなく英傑である。

演出が良い

BGMがない、基本環境音のみ

まずプレイして思ったのは「あれ?BGMないの?」だった。まあ、プロローグが終わったら勇壮なのが流れ出してくるパターンかな?と思ってたら戦闘時や特別なシーン以外は基本的に環境音とたまに短いピアノのみだった。こう書くと淡白なように見えるがそれがかえって良かったし、ハイラル城突入後のアレンジBGMがめちゃくちゃ引き立った。必要なときに会心の一打を入れるスタイル良いと思います。

キャラゲーではないが、そこそこ感情移入してしまう

広大なマップの特定の12箇所を回ることで記憶の断片を集めるクエスト、各種神獣戦で徐々に過去が語られていくスタイルなので長すぎず、鬱陶しすぎずストーリーに入ることが出来たような気がする。操作できない時間は苦痛ですのでね。まーた始まった…てなる。

良くなかったところ

そりゃしょうがないけど若干あったよね。

  • 何度もやるわけだし試練の祠の冒頭とクリア時の演出は初回だけで良かった。これは本当にダルい。飛ばせるけどX押しからの暗転が2回ずつぐらい入る。ダルい。パリーン!(暗転)→外に出る→証もらう、そのまま操作へ…ぐらいでいい。
  • ラスボスよりライネルの方が強いのはちょっとね。ハイラル城道中でライネル出るし余計にね。
  • 雨が降ったら崖が滑るようになるのも面倒だった。環境変化要素ではあるが、クライム装備強化で滑り止め、とか対策できてほしかったすね。
  • ウルボザの怒りとダルケルの護りが狙って出しづらかった…というかクリアまでではほぼ想定外の発動だった。L+R、ZL+ZR同時押しとかじゃダメだったんだろうか…と思ったが爆弾投げとか注目+弓矢の操作に被るのか。うーん…。
  • 結構頻繁に着替えるのでショートカットキーで装備セット切り替えとかも欲しかった。ボタンが足りまへんな。
  • オープンワールドだしこれは技術的に仕方ないとは思うけど、ちょっとだけロードが長く感じた。Fallout4とかもこんぐらいだったか。記憶が曖昧だけど。

間違いなく良作だった

クリア後の恒例として色々攻略やらテクニック紹介を見ているが、正攻法もバグ技も含め「こんなやり方があったのか…」と感心することが今までのゲーム歴でトップクラスに多い。本当に色んな遊び方を想定してたんだな…と感心させられる。コログのうちわとかアイスメーカーとか試練の祠以外でほとんど使わなかったんですよね。川渡りにすら使ってない。

最近のゲームは本当に何百時間レベルで遊べるものが多い。子供の頃に出会ってたらコスパが良かっただろうと思う反面、時間が無限に消費されたであろうことも想像に難くない。良いのか悪いのかは分からない。まあでも現実よりは楽しいからいっか!

~END~

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